Q:「どうして、私はいつも同じような出来事を引き寄せてしまうのか?」
実は、多くの人が“同じパターンを何度も繰り返している”ことに気づいていません。
「今回はたまたま嫌な上司だった」
「たまたま運が悪かった恋愛だった」
「今の環境がたまたま合わなかった」
そう思っているうちは、“繰り返し”ではなく、“偶然”に見えてしまう。
でも深く掘っていくと、「あれ? これ、前にも同じことあったような?」
「職場も人間関係も変えたのに、結局また同じ気持ちを味わってる」──
そう気づく瞬間が、必ずどこかにある。
たとえば:
- 職場を変えたのに、また“自分だけ仕事を抱え込む”羽目になっている
- 恋人が変わっても、また“自分ばかりが合わせて疲れてしまう”
- ママ友でも、友達でも、“なぜか振り回される相手”に毎回出会う
「また同じことが起きてる」と“頭では気づいてる”つもりでも、
その原因が“自分の中にある定義”だと気づけている人は、ほとんどいません。
でも本当は、私たちは自分の存在定義=周波数で、現象そのものを創っている。
だから、環境や人を変えても、自分の“存在定義”が書き換わらない限り、
周波数が変わらず、同じ現象をまた呼び寄せてしまうのです。
存在不安は、“同じ周波数を固定化する”装置
あなたの中にある“存在不安”──
それは、「ただ在ること」では不安だから、「何かを証明し続けなければならない」という衝動を生み出す。
たとえば:
- 役割証明型の不安 → 「役に立たなければ存在価値がない」と思い、つねに“便利な人”を演じてしまう。
- 自己否定型の不安 → 自分が悪い前提で、ダメ出ししてくる人ばかりを引き寄せてしまう。
- 消失恐怖型の不安 → 拒絶される前に相手に合わせすぎて、結局、居場所をなくしてしまう。
つまり、存在不安が“無意識の周波数”を固めてしまうから、現象もずっと固定化される。
じゃあ、どうすればいいの?
現象を変えたければ、外の人や環境を変える前に、
「自分の存在定義は何なのか?」を問うことが先。
そして、その存在定義が“存在不安”に基づいたものだと気づけたとき、
身体から放たれる周波数が変わりはじめる。
繰り返される出来事は、「人生の最悪な出来事」ではなく、「あなたの不要な定義の通知」
それは、あなたがまだ“本当の自分”に還っていないことを、
そして“ただ在る”ことへの信頼が、まだ育ちきっていないことを、
教えてくれている。