ニキビが出始めたのは、高校生から。
その頃は、ニキビ部分にクレアラシルを塗って学校に行ってました。
ニキビがひどく悪化して流血ニキビになったのは１９歳。
当時、黒い肌が流行り湘南の海でベースを焼き、日サロで仕上げるって事を
してました。少しニキビが増えたなと思い治そうと思ってまずは化粧品を変えようと思いでデパートの化粧品売り場に。
何がいいんだろう？今のように情報が無い時代。
売り場で話を聞いてみて決めようと思いました。
白衣を着た販売員で名前も病院のような（英語）化粧品がありました。
聞くとニキビケアがあると。販売員は、私に一式フルラインでこちらの化粧品がおススメですと。
「それ、全部ください！！」３万くらいだったでしょうか？
購入して言われた通りのケアをはじめました。
初めて化粧品を使った時しみて痛かった。でも、そんなもんなんかなと
まったく知識の無い私はそれでも良くなる事を信じて継続しました。
が！なんかニキビ増えてない？しかも顔も赤い。熱感半端ない。顔熱くて痛い。そして一部だけだったニキビが顔全部に広がるニキビになりました。
もちろんその頃にはその化粧品の使用はしてませんでしたが。
その後、皮膚科に行っても良くならず。しばらく赤ら顔のニキビだらけでした。転機になったのは、エステってどうなんだろう？と思いはじめたところからです。３０年以上前の話なので当時はまだエステは敷居が高かったです。携帯もまだなかったですから。やたらにデカくあほみたいに通話料が高い携帯があるくらいの時期。ちょっと初体験にドキドキしましたが
エステのカウンセリングを受けに行きました。
そこで、フェイシャルコース３２万のコース契約をしました。
週１でお手入れで、自宅ケアもアドバイスいただいて自宅ケア用の化粧品も購入し頑張った結果半年でだいぶキレイになりました。
その間、皮膚の本を読みあさってました。なんで悪化したんだ？？
そもそも何でニキビ出来るわけ？と疑問に思っていたので。
今と違って情報は、本。紙の本を買って読む時代。
情報をとりにいくのに時間がかかる時代でした。
ドクターが書いた本を読んで何で悪化したのか？がわかりました。
それは、真逆なお手入れをしていたからです。
ニキビケアの化粧品は、皮脂を脱脂させるものでした。
日焼けした肌は、軽いやけど状態で必要なお手入れは、鎮静と保湿。
全く逆なお手入れをしていました。当時の販売員は、肌の状態を見れる人さらに肌知識がある人がとても少なかったと思います。
今は誰でもすぐ調べられるので、知識を獲得するのは容易だし、
消費者が知識あるので販売員も教育されています。
その当時公務員でしたが、ニキビが治りエステティシャンになりました。
フェイシャルで通っていた時に、店長に「うちで働かない？」と言われ
「はい。」と返事しました。
入店し、まずは自分のフェイシャルコースの内容をカルテで確認しました。
カルテには、施術したコースの流れとエステティシャンのコメントが書いてました。
コメントは、（何したらいいかわからない。血が出る。今日も血が出る。）そんなんばっかりで、コースはずーと同じコース。
ちょっと待って、この内容でその値段ぼったくりやと正直思いました。
他の人がやるような通常のコースとは全く違うコースでした。
しかし、下手にアクティブ（ピーリング、マッサージ）なコースじゃなくて良かった。
当時は、とにかく鏡を見るのが嫌だった。人と目を合わせられない。
明るいところに出たくない。という事もありその当時の遊びは、
流行りはじめたクラブにばかり行ってました。ダンスは大好きなので。
そこから１０数年時は流れ、私のように時間もお金も投下せず最短でニキビが治って欲しいという思いから、シングルマザーでニキビに特化したエステを始めました。
