埼玉のドクターに診察に行く 2/2

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どこかに専門のドクターはいないのか?
やっとたどり着いた!いた!!埼玉に!

清風荘病院の天野恵子医師に診察を受けに行く。

天野惠子医師は、日本における性差医療のスペシャリスト。
循環器を専門とする天野惠子医師のもとには、男性中心の医療では見逃されてきた微小血管狭心症や更年期障害、月経困難症などの疾患に苦しむ女性たちが全国から訪れる。
診療は予約前に症状について長い経歴を書いてFAXで送ることから始まり、初診は30分以上かけて丁寧に診る。
症状は問わず、最後まで責任をもって治療に当たる。治療は西洋医学と東洋医学(漢方)の長所を取り入れ、信頼できるネットワークを駆使して行う。
慢性疲労症候群の診療にも取り組んでいる。
近年、コロナ後遺症による慢性疲労症候群の患者さんの診療に力を入れ、国立精神神経医療センター免疫部・放射線科と共同研究を行っている。

更年期の女性の10人に1人がこの微小血管狭心症と言われていて
狭心症は男女で起こり方が異なります。
男性は太い血管が詰まって起こることが多いですが、女性は微少な血管が狭まって起こることが多く、最新の調査では、女性の狭心症の7割が微小血管狭心症であることが分かってきています。とのことです。

10人に1人ってけっこういるのになんでこんなに知られてないのだ?
1年前に天野先生の事は知っていたけども、埼玉か~。もしその病気だったらどっちにしても治療はヘルペッサーだしな~。と思ってすぐ予約はとりませんでした。

天野先生の診察は、完全予約制で前もって問診票を郵送またはFAXで送ります。

女性内科 | 静風荘病院

印刷して記入。記入したまま何ヵ月も放置状態が続きました。
とうとうあまりにつらくて一度受診しようと決めて連絡をとりました。
予約がけっこう埋まっていて、希望日時だと数か月先の予約になるので直近で空いてる日を教えてもらい埼玉へ。

2022年9月に行きました。
最寄り駅のひばりヶ丘駅(西武池袋線)北口で降りてタクシー乗り場へ。
西武池袋線に乗るのは、30年ぶり!!
タクシー乗り場なのにタクシーが一台もいなくて電話してタクシーを呼ぶ。
待つこと15分。乗ること15分くらいで到着。
病院の印象は、昔からあるリハビリ中心の病院て感じ。患者もそんなにいなくてのんびりした田舎の病院の雰囲気。最新の病院とは受付システムなども真逆な感じ。

天野先生の診療は、エコー、レントゲン、問診、階段昇降運動での心拍の検査。
結論、特に異常なし。微小血管狭心症では無いと思うという見解。
他の機関で受けた検査と変わらんしね・・
日本では微小血管狭心症を正確に検査できる機関は現在2ヵ所だけと言ってました。そんなにこの疾患の診断難しいのか。
無駄にカテーテルやらんで良かった。
更年期で体温調整がうまくいかない、頻脈、動悸、不眠、etc話もして、運動を定期的にするのが効果的だというのと、ホルモンはエストロゲンだけ補充すればいいとの話。
プロゲステロンの補充はいらないんですか?との問いには、いらないという事でした。
このホルモンに関しては「??」と疑問に思い10年前にアメリカのドクターが書いたホルモンの本を読んでそうだよね。と思っていたのでそこは鵜呑みにせず調べないとなとなりました。
そもそもホルモン値を調べないとまずは。

処方された薬は、エストラーナテープ0.72mg
エストロゲンを補う貼るテープ
ワソラン錠40mg狭心症や心筋梗塞、頻脈などを改善する薬をいただきました。
診療費は、30000円。支払いは現金のみです。

結局ワソランを飲む事は無かったです。ああこの病気じゃないんだ。
なら必要ないなと思って。来て良かった。じゃあ何なんだろうか?
選択肢一つ減った感じで、帰りは気分が爽快でした♪
さてさて、東京来たからもう一つ絶対調べたいものが・・・