埼玉のドクターに診察に行く1/2

症状からネットで情報をあさる日々。
ピンときてもそれがそうだとは、検査してみないとわからない。
そもそも何の検査が適正で、何から始めたらいいのかわからない。
そんな状況が何年も続いてました。
その間もツライので漢方を飲んでみたりしていました。

とにかく一番不安な心臓がどうなのか?
エコーや24時間ホルターでは出ない、もっと突っ込んだ検査になるんか?
カテーテル検査は、リスクがあって今の状況だとおススメしないと言われた。

ある日、更年期の女性がなる心臓疾患の記事を見つけ、これ私の症状と似てる。これかも??そう思ったのが「微小血管狭心症」という病気。

更年期以降の女性に多く、就寝前や夜間など安静にしているときに、胸が締め付けられるような痛みが起こりやすいという特徴。

女性ホルモンの一つのエストロゲンが、更年期ではぐっと減ります。
このエストロゲンには血管を広げる働きがあります。更年期に
血管が敏感になり収縮しやすい状態になります。このためストレスが加わったときなどに心筋の細い血管が収縮して、胸痛を起こすという事ですが・・・40歳~60歳代の女性の約14%が、微小血管性狭心症と思われる胸痛発作を経験すると言われています。でも、大半診断がつかないまま、あちこちの病院を彷徨うパターンが多いんだとか。私もそうですね。

診断は、発作時でも心電図の変化がほとんどなく、心臓カテーテル検査でも冠動脈の異常がわかりづらいため、症状はあるのに原因がわからないまま診断に至らないこともあります。
診断は、非常に難しいです。

治療には、高血圧の人が飲むヘルペッサー(カルシウム拮抗薬)が良く効くという事です。

ということで自分に出来る事は、まずこの薬を試してみること。

早速、循環器の病院で心筋梗塞の人が飲むニトロとヘルペッサーを処方してもらいました。検査もしましたが、いつものように異常なしで。

それで、胸痛があるときに服用してみたんですが、いまいち効いてるのか?効いてないのか?効いてるような??という体感でした。
この「微小血管狭心症」だと、ニトロよりもヘルペッサーのほうが良く効くということなのだけれど・・・まだニトロのほうが効いてるかも??

低血圧なのに、高血圧の人が飲む薬飲むってどうよ??効いてる感もいまいちなのに。という思いからドクターに聞いてみました。

「このヘルペッサーは、予防的に飲むという事なんですか?
もし、飲まずにいたら将来的にさらに状態が悪くなる可能性はゼロではないのですね?死ぬという可能性もありますか?」

「そうですね。何とも言えないですね・・・」

「わかりました。薬飲まないので処方はもういらないです。」

私の出した結論は、薬が効いてる体感<副作用(薬害)なので飲まないでした。どうにもこうにもならないくらいつらくてしょうがない時のみ服用しようと決めました。

2022年春の事でした。胸痛が出てからもう9年経っていました。